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「幹細胞を用いた化学物質リスク情報共有化」拡大コンソーシアム説明会

日時:2017年10月27日(金)13:05-17:30(受付開始 12:30)
場所:京都大学iPS細胞研究所 1期棟1階講堂

内容:化合物動物実験禁止の流れからヒト細胞を用いた代替リスク試験法の必要性が高まっています。2009年より国の補助を得て、未分化なヒトES細胞の遺伝子発現量を用いた毒性予測が神経毒、遺伝的・非遺伝的発がん毒で95-100%に達しました。未分化細胞のため試験期間は数日のみで行うことができ、応答反応が出る化合物については将来iPS細胞を用いた有効な代替リスク試験法になる可能性を秘めています。
 本コンソーシアムでは、産官学が連携し、日本人からの「未分化幹細胞」及び「品質が安定な分化細胞」を用いて化合物の反応データベースを構築し、今後の企業や研究の現場でヒト細胞への化合物リスク試験において評価情報の基盤を構築することを目指します。
 尚、本コンソーシアムの会費は当面は無料とします。ご興味ある皆様はぜひこの機会に本説明会にご参加下さい。

プログラム:
13:05-13:10 挨拶:藤渕 航(京大CiRA)
13:10-13:30 コンソーシアム開催趣旨説明:鈴木 睦(協和キリン)
13:30-14:00 新しいヒトES細胞を用いた化合物反応データベースとiPS細胞による毒性試験システムの概要:藤渕 航(京大CiRA)
14:00-14:30 製薬企業での毒性試験の現状と期待:柿木 基治(エーザイ)
14:30-15:00 化学企業での毒性試験の現状と期待:竹内 和也(日産化学)

[15:00-15:15 休憩(ドリンクを用意しています)]

15:15-15:45 iPS細胞とNGSを用いた毒性解析の実際:山根 順子・直原 一徳(京大CiRA)
15:45-16:15 食品企業での毒性試験の現状と期待:堀 妃佐子(サントリー)
16:15-16:45 【特別講演】データベースに用いる化合物リストについて:曽根 秀子(国立環境研)
16:45-17:30 まとめと自由討論・名刺交換

参加費:無料
申込方法:下記連絡先に「氏名」「所属機関・部署名」を記入の上メールで申込み下さい。
申込連絡先:scchemrisc[at]cira.kyoto-u.ac.jp([at]を@にかえてください。)
「幹細胞を用いた化学物質リスク情報共有化」コンソーシアム事務局